From:西埜巧祐
@東京のスタバより…
「勉強に手軽な道はない」
ここ最近、本当にそう思います。手軽さを突き詰めると、ロクな事にならないなって、すごい思います。面談をしていると、平気で「YouTubeで勉強しています」なんていう人がいます。本当にそれで身になっていると思えるのはすごい…
実際、ページデザインを依頼したとき、「どうもデザインが悪い」と思って、担当者に聞いたら、ろくに勉強していない人でした。「YouTubeとか、いろいろなサイトを見て…」という身になっていない勉強ばかりしていました。
そりゃ、無理だよ。証拠が、制作物になってしまっているんだから。
手軽・簡単を追求したくなる気持ちは、わかります。でも、そこを追求していくと、ロクなことにはなりません。
○ ○ ○ ○に試乗した先生
昨日、馬肉屋さんでご飯を食べていました。誰と食べていたのかというと、ベースを教えてくれているアーティストさんとです。そこで、車を買うために、ある有名なブランドの車を試乗したそうです。めちゃめちゃ人気で、すぐに売り切れてしまうくらいのモデルだったそうです。
でも、その先生は、「絶対に買えない」と言っていました。なぜかというと、今の車はコンピューター管理が凄すぎて、便利になっていると。エンジン音も、ほとんどない。スイッチばかり。。。
便利そうって思いますよね。でも、そもそも、それらを覚えること自体が、難しいそうです。確認をするのも難しく、絶対に間違えるだろって思ったようなんです。
「確かに、便利になっているけど、逆に不便になっていると思いますよ」
先生が、こう言っていたのが、印象的でした。
情報にアクセスしやすくなっている
でも、身についている人はいない
勉強も同じだなって思います。例えばベース。ベースも、今や演奏動画、レッスン動画など、いろいろな人が教えてくれるようになっています。手軽に勉強できるようになっていますよね。でも、それで上手くはなれません。
弾けるようになっていても、プロから見れば「できていないな」って見られます。細かい話ですが、どこで判断されるかというと、音の質です。音の波長を見ると、一目瞭然です。
手軽さを追求した人は、音の波長がブレやすく、良い波長で音を安定させられないのです。でも、手軽さを追求した人は、ここに気づけません。この点に気づけたのはたまたまです。ただ、自分の中で「なんかできている気がしないな」って思って、高額を払って個人レッスンをお願いしました。今振り返ると、よかったなと思います。
こういう話は、マーケティング、セールスコピーライティングも、全部そうです。
勉強に手軽さや簡単な道を追求しないこと
追求したければ、追求したらいい。だけれども、勉強やスキルアップに近道はありません。近道をしていると、「勉強しているのに、どうも変化が見られない」ということになりやすいです。なので、そういう方に行かないようにしましょう。
基本、大変な方・ハードな方を選んだ方が、勉強やスキルアップでは成功します。簡単そう、手軽そうという理由で、楽な方を選んでいくと、周りに取り残されてしまいます。
ー西埜巧祐
留言